会員館紹介
中之島香雪美術館Nakanoshima Kosetsu Museum of Art
中之島香雪美術館 エントランス
2018年度は、開館記念展として1年間を5期に分けて、所蔵品を紹介しました。重要文化財19点をはじめとする刀剣・甲冑、仏教美術、中近世絵画、書跡、茶道具、漆工芸など幅広い分野のコレクションの全容を初めて紹介。その後も村山コレクションを中心に多彩な展覧会を開催しています。また、常設展示として、旧村山家住宅の茶室「玄庵」(重要文化財)を再現した展示も見て頂けます。
- ホームページ
- https://www.kosetsu-museum.or.jp/nakanoshima/
- 住所
- 大阪府大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト4階
- 電話番号
- 06-6210-3766
- メールアドレス
- n-info@kosetsu-museum.or.jp
- 開館時間
- 午前10時~午後5時 ※ご入館は午後4時30分まで
- 休館日
- 月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、年末年始、展示替え期間 ※展覧会期間はHPなどでご確認ください。
展覧会

特別展 ベルナール・ビュフェ美術館所蔵 ベルナール・ビュフェ ―「線」に命を捧げた孤高の画家―
これまで美術の歴史の中で語られることがなかったビュフェ作品を改めて問い直し、ピカソに並ぶ巨匠として再評価の機運にある、彼の視線の中にあった真実(リアル)を探ります。
出品作品は、世界で唯一のベルナール・ビュフェ美術館(静岡県長泉町)の所蔵作品から、彼が慈しみ描いた昆虫や静物のかたちを中心に、油彩、版画、資料ほか約60点を精選しご紹介します。
- 開催期間:2025/10/4~2025/12/14

■図録
ベルナール・ビュフェ美術館所蔵 ベルナール・ビュフェ ―「線」に命を捧げた孤高の画家―
- 価格:2,200円
展覧会

特別展「大原美術館所蔵 名画への旅 ― 虎次郎の夢」
大原美術館は1930年に我が国初の西洋美術館として誕生し、まもなく創立100年を迎えます。長い歳月の間に、収蔵品は多岐に拡充され、いまや国内屈指の美術館として広く親しまれています。
しかしその始まりは100点に満たない西洋の絵画と彫刻でした。いずれも洋画家、児島虎次郎が単身でヨーロッパに渡り、現地で買い付けたもので、購入にあたっては、倉敷紡績株式会社二代目社長、大原孫三郎の資金的援助がありました。「日本の人々に本物を見せたい」――若き二人のこの思いが、やがて大原美術館の設立につながります。しかし児島虎次郎は、「夢」の実現を目にしないまま、1929年に世を去ります。
本展は、2025年春に児島虎次郎記念館が開館し、児島への関心がいっそう高まる中、創立100年を目前にした大原美術館の改修工事にともなう休館により、「これぞ名品!」というにふさわしい作品を館外で展示することが可能となった貴重な機会となります。エル・グレコ《受胎告知》、ポール・ゴーギャン《かぐわしき大地》、クロード・モネ《睡蓮》など、ベルギーから始まる児島虎次郎の足取りを辿りながら、さまざまな名画を尋ね歩く旅にも似たひとときを、どうぞごゆっくりお楽しみください。
- 開催期間:2026/1/3~2026/3/29
■図録
■イベント
【講演会】再見! 大原美術館コレクション
- 開催日時:2/15
- 会場:中之島会館(中之島香雪美術館隣)
- 出演者:三浦 篤(大原美術館館長)
■イベント
【講演会】児島虎次郎の旅と夢
- 開催日時:2/22
- 会場:中之島会館(中之島香雪美術館隣)
- 出演者:児島 塊太郎(高梁市成羽美術館理事長)
