会員館紹介
金沢21世紀美術館21st Century Museum of Contemporary Art, KANAZAWA

「まちに開かれた公園のような美術館」が建築コンセプトの当館。円形ガラス張りの丸い形は“まるびぃ”の愛称で親しまれている。光がさす館内は開放感があり、無料で楽しめる交流ゾーンと年間数本の現代アートの企画展が展開される有料の展覧会ゾーンにわかれている。また、夜間開館や、ミュージアムショップ、アートライブラリー、託児室、レストランなど個性豊で魅力的な施設を兼備え、館内外に恒久展示作品が設置してあり、誰がいつきても気軽に作品を体感することができる。金沢21世紀美術館は、この街を代表するランドマークとして、またコミュニケーションの中心として最新の表現を紹介していく。
- ホームページ
- http://kanazawa21.jp
- 住所
- 石川県金沢市広坂1-2-1
- 電話番号
- 076-220-2800
- メールアドレス
- info@kanazawa21.jp
- 開館時間
- 展覧会ゾーン10:00〜18:00(金・土曜は20:00まで)/交流ゾーン9:00〜22:00
- 休館日
- 展覧会ゾーン:月曜日(休日の場合は翌平日)・年始年末/交流ゾーン:年始年末
展覧会

積層する時間:この世界を描くこと
過去の歴史や記憶、現在という時間、あるいは未確定な未来について、様々な時間を取り上げることで私たちの「世界」の様相を浮かび上がらせます。絵画、ドローイング、アニメーション、版画などの手法を使って、過去の出来事への鋭い批評、土地が持つ歴史や神話、植民地化や戦争の歴史、風景や自然の中に潜在する過去との接続や時間の流れ、生と死という生命の時間など、アーティストそれぞれの問題意識や関心から複数の積層した時間が描き出された作品を紹介します。
- 開催期間:2025/4/29~2025/9/28
■図録
展覧会

アペルト19 森本啓太 what has escaped us
古典技法で描かれる現代日本の日常風景
バロック絵画を代表する画家、「光の魔術師」とも称されたレンブラント・ファン・レインの絵画に出会い、その後大学で彼は古典的な絵画技法を学ぶ。森本はまさにバロック絵画を思わせる技法を使い現代の風景を描き出します。
- 開催期間:2025/5/20~2025/10/5
■図録
展覧会

コレクション展1 マテリアル・フィーバー
当館の所蔵作品から、物質世界への関心を出発点とした作品を紹介します。素材の物理・化学的性質をいかし、表現の可能性を拡げた作品、または通常では目に見えない物理法則を現前させ、観る人の知覚を揺さぶる作品を通して、私たちが身を置く世界への眼差しを拡張させる創造力を体感できます。
- 開催期間:2025/5/24~2025/9/15
■図録