やまびこネット
前のページへ 最初のページへ
桜の開花予想をしよう

桜の開花時期

  桜の種類によって開花時期もいろいろです。地域によって、数種類の桜が一斉に咲き始めるところもありますが、一般的には3月の上旬から咲き始める早春の桜、4月上旬から咲き始める陽春の桜、4月下旬から咲き始める晩春の桜などがあります。早春に咲く桜の一つとして、寒桜(カンザクラ)が上げられます。染井吉野(ソメイヨシノ)は陽春に咲く桜の代表例です。また、晩春に咲く桜には関山(カンザン)があります。
 

主な桜の種類について

 
寒桜(カンザクラ)

寒桜(カンザクラ):
花は小輪、一重咲きで淡紅色。
暖地では1月中旬から花が咲きます。
染井吉野(ソメイヨシノ)

染井吉野(ソメイヨシノ):
花は中輪、一重咲きで淡紅色。
日本各地でみられる代表的な桜です。
関山(カンザン)

関山(カンザン):
花は大輪、八重咲きで濃紅色。
花の塩漬けは桜湯として用いられます。
写真:(財)日本花の会 田中秀明 写真:(財)日本花の会 田中秀明  
大島桜(オオシマザクラ)

大島桜(オオシマザクラ):
葉や花が大きいものが多く、伊豆諸島、房総半島、伊豆半島南部に多くみられます。桜餅を包む葉は、この葉を塩漬けにしたものです。
河津桜(カワヅザクラ)

河津桜(カワヅザクラ):
原木は伊豆半島の河津町・飯田典延邸にあり、1950年頃に野生していたものをここに移植したといわれています。河津町では、川沿いに増殖し、桜の観光名所となっています。
山桜(ヤマザクラ)
山桜(ヤマザクラ):
本州、四国、九州、朝鮮半島に見られ、葉の裏面が帯白色になる特徴があります。桜の中では、巨木で幹の太さが1mを超えるものも多くあり、葉と花がほとんど同時に開きます。
写真:(財)日本花の会 田中秀明 写真:(財)日本花の会 田中秀明 写真:(財)日本花の会 田中秀明
御衣黄(ギョイコウ)

御衣黄(ギョイコウ):
緑色の花びらを持つ珍しい桜です。
 

桜の開花予想について

 
桜前線(さくらぜんせん)

移動していく先頭のところを前線といい、気象変化で使われる寒冷前線(かんれいぜんせん)や温暖前線(おんだんぜんせん)がよく知られています。日本列島は南北に長いために、季節変化は平均気温とともに南北方向で移り変わります。桜前線は、そのような変化をあらわす例のひとつで、各地の基準木(きじゅんぼく)となっている桜(ソメイヨシノが多い)の開花予想日をむすんだもので、それが南から北へ日をおって移動するようすをあらわすものです。
桜の開花まで

 夏   翌年咲く花のもととなる花芽(はなめ)をつくります。花芽はある程度成長したあと休眠(きゅうみん)します。 
 冬   花芽は冬の低温に一定期間さらされると休眠から覚めます。これを休眠打破(きゅうみんだは)といいます。 
 花芽は休眠打破のあと、気温の上昇とともに成長し開花します。 
桜の開花予想について

開花予想を行っているのは気象庁ほか気象会社です。それぞれ独自の方法で開花予想をしています。気象庁では、過去の開花日と気温データから予想式をつくっています。これに秋からの気温変化とこれからの気温予想をあてはめて求めているということです。
開花とは標準木で5〜6輪咲いたときのことをいい、満開とは花芽の80%以上開花した状態のことをいいます。


・気象庁ホームページよりhttp://www.jma.go.jp/jma/index.html

さあ、あなたはどのようにして桜の開花を予想しますか?
あなたの地域で今年の桜がいつ頃咲くか予想してみよう。
 

桜(ソメイヨシノ)の開花の様子について

  桜の開花までの2週間写真を撮り続けてみました。そうすると面白いことがわかってきました。
 
観測地:川崎市生田緑地    観測年:2005年


1) 3月24日:「ちょっと膨らんできたが、まだまだ固いつぼみ」


2) 3月29日:「かなり大きくなり、1つの芽から3つの花が咲きそうです」


3) 3月31日:「花芽が伸びてきました」


4) 4月2日:「まもなく咲きそうです」


5) 4月6日:「開花しました」
観察してわかったこと!

川崎市では、1)の状態から何日目に開花しましたか? → 答え:

※地域によってつぼみから開花までの時間は差があります。皆さんの地域ではどうなるか調べてみましょう。
一つの花芽から平均何輪の花が咲きますか? → 答え:

※近くにある桜はどのように咲きますか?、桜の種類によって違いがありますので調べてみましょう。
 

関連リンク

 
やまびこネット---自然観察(2) サクラの開花時期しらべ
 

文:富士見市立諏訪小学校 平岡健
文:神奈川県立生命の星・地球博物館 斎藤靖二
文:川崎市青少年科学館 成川秀幸
最終更新日:2008年5月13日

カレンダーページへ   前のページへ   最初のページへ
カレンダーページへ   前のページへ   最初のページへ
制作:日本博物館協会
Copyright(C) Japanese Association of Museums