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サケの遡上と採卵を見てみよう
■ 孵化場の見学
川の中 ■ 橋の上からサケの観察
孵化場に向かう途中の橋の上から川のサケを観察しました。
上から見ると、とっても多くのサケが泳いでいます。
茨城県の中でサケの人工(じんこう)ふ化・放流(ほうりゅう)事業を行っているのは那珂川(なかがわ)、久慈川(くじがわ)、鬼怒川(きぬがわ)ですが、一番遡上(そじょう)してくるサケが多いのは那珂川です。
それでも、こんなにたくさんのサケを見ることができたのは中嶌(なかじま)先生もはじめてだと言っていました。



オス同士のあらそい?


産卵場所づくり


受精卵を守るオス


力つきたメスのサケ

川底には黒いところと白いところがあります。この白いところは、サケがからだを横にして石を掘り下げて作った産卵場所です。
産卵するメスのところにはオスが集まってきます。オスは自分の精子を卵にかけるために他のオスを追い払い、受精しおわるとしばらく産卵場所に残って受精卵を守っています。
メスの方はは産卵すると弱って流されてしまいます。河原の流れのゆっくりなところには弱って死んでしまったメスのサケがたくさん浮かんでいました。
川の下流の方では“とび”などの鳥がたくさん集まって、流されてきたサケを食べているそうです。

■ サケの観察のビデオを見る
サケの観察のビデオ Windows Media Playerでビデオを見る
画面サイズ:160×120 ファイルサイズ:494K
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画面サイズ:160×120 ファイルサイズ:910K

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■ 孵化場は薄暗いところでした。
河原から20分ほど歩いたところにサケの受精卵の孵化場(ふかじょう)がありました。
11月1日から卵を採(と)り始めたばかりなので、まだ卵のままです。
魚の卵は積算(せきさん)温度といって、温度と時間によって孵化する時間が決まります。暖かくすれば早くかえりますがカビが生えやすくなり、温度が低いと長い時間がかかります。サケの積算温度は480℃・日で、10度の水であれば48日間で卵がかえります。
今、この孵化場にある卵が孵化して稚魚(ちぎょ)になるのは12月の上旬から中旬になるそうです。



孵化場


中はとても薄暗い。


きれいな水が流れています。


稚魚用水槽はまだからっぽ

サケの受精卵はとてもデリケートです。紫外線(しがいせん)の関係で強い光にあてたり、ゆらしたりしただけで卵がかえらなくなってしまいます。サケの卵を守るために孵化場の中は暗くして、きれいな水を流しつづけ、漁協の人が一日24時間、面倒を見なければなりません。
水の中の卵のうち、白いものは死んでいる卵、透明できれいな色をしているのが生きている卵です。死んでしまった卵はカビが生えるので取り除いていきます。
卵からかえった稚魚は外にある別の水槽に移して育てます。

■ 感想
川の中 自然の中で受精したサケの卵の孵化率は40%程度、人工(じんこう)ふ化・放流(ほうりゅう)事業ではプラス30%のサケを無事にかえすことを目標にがんばっています。放流された稚魚は3〜5センチになるとエサのたくさんある海に向かい、海で大きく成長したサケは3〜4年で生まれ故郷の川に戻ってきます。
今ここにある卵が孵化して放流され、またこの那珂川に戻ってくる頃にはみんなは何年生になっているのかな?
今日はサケの採卵・受精から孵化場の見学まで、とても勉強になりました。

中嶌先生 漁協の皆さん どうもありがとうございました。

■ 孵化場のビデオを見る
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皆さんも近くの博物館などでおこなわれる自然観察のイベントに参加してみてください。

「サケの遡上と採卵を見てみよう」に関するお問い合わせ → ミュージアムパーク茨城県自然博物館

サケに関する詳しい情報はこちら → さけ・ます資源管理センター

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