やまびこネット
前のページへ 最初のページへ
サギのなかまを見つけよう

サギのなかまは、水辺にすむ大型の鳥です。長い首をじょうずに使い、水中や水辺の小動物をつかまえてエサにします。よくみると、すがたや形の違う何種類かのなかまがいることがわかります。ここでは、よく見かける6種類のサギについて、その区別のしかたや行動について調べてみましょう。

調べ方

  夏の田んぼなどでよく観察できるのは、白いからだのダイサギ、チュウサギ、コサギ、灰色をしたアオサギ、紺と白色をしたゴイサギ、オレンジ色(アメ色)をしたアマサギです。
 
調査地をきめる
  湖、沼、川、湿地、干潟、水田など水の豊富な場所では、必ずといっていいほどサギのなかまを見かけます。地図を見て、調査する場所を確認しましょう。なるべく、見はらしの良い場所を選びましょう。
 
観察方法
 
1) 人の姿をみておどろくと逃げてしまいます。大声をだしたり、急に動いたりするのはやめましょう。
2) 見つからないときは、双眼鏡などで遠くまで見渡して、あせらずに探しましょう。
3) 見つけたら、サギ類の見分け方のポイントを参考にして、どの種類かを判定しましょう。
  ※見分け方のポイント
 
からだの色
白色   →   ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アマサギ(秋〜冬)
灰色または紺色   →   アオサギ、ゴイサギ
オレンジ色   →   アマサギ
あしの指
黄色   →   コサギ
黒色   →   その他のサギ
くちばしと首の長さ
比較的長い首と長いくちばし   →   ダイサギ、コサギ、アオサギ
比較的短い首とくちばし   →   チュウサギかアマサギ
 
サギの動きを記録し比較をする(観察記録の例)
 
1) 日時 2) 天気 3) 時間 4) 観察場所 5) 観察した人 6) 鳥の種名 7) 行動 8) その他
  記録をもとに、どんな場所にどの種類のサギがあらわれやすいかを調べましょう。できるだけたくさんの観察例を比べて、サギの生活を考えてみましょう。
  ※観察記録例:見られた種類(見られたら○をつける)
 
名前 結果 一度に見た最大の数 何をしていたか
ダイサギ 3 水路の中に立ってエサをとっていた。
チュウサギ
コサギ 1 水路から飛び立って行ってしまった。
アオサギ 1 田んぼのあぜにじっと立っていた。
アマサギ 5 群れで水田を歩いていた。
ゴイサギ
 

身近なサギ類

 
ダイサギ
ダイサギ
全長約90cm。
首とくちばしがすらりと長く、白色のサギでは最大。比較的、水の深いところを好む。夏は、くちばしが黒い。
繁殖期や冬の様子は  →  こちらを参照。
画像拡大
チュウサギ
チュウサギ
全長約68cm。
ほかの白色のサギと比べて、首が太くて短くみえる。またダイサギやコサギなどに比べるとくちばしが短めであるため、頭が大きく見える。浅い水辺を好む。渡り鳥のため、冬には見られないことが多い。
画像拡大
コサギ
コサギ
全長約61cm。
あしの指が黄色いのが特徴。くちばしは一年中黒い。また、夏には白色のサギでは唯一、頭から長いかざり羽(冠羽)がでる。
繁殖期や冬の様子は  →  こちらを参照。
画像拡大
アマサギ
アマサギ
全長約50cm。
オレンジ色のサギ。秋には白色になる。渡り鳥のため、冬には見られないことが多い。
画像拡大
アオサギ
アオサギ
全長約93cm。
灰色をした大型のサギ。くちばしが太い。
画像拡大
ゴイサギ
ゴイサギ
全長約57cm。
紺、灰色、白色のずんぐりとしたサギ。赤い目が特徴。幼鳥の体色は全体的に茶色。
画像拡大
 

文:ミュージアムパーク茨城県自然博物館 伊藤誠
最終更新日:2009年3月25日

メニューページへ   前のページへ   最初のページへ
メニューページへ   前のページへ   最初のページへ
制作:日本博物館協会
Copyright(C) Japanese Association of Museums